KamKam通信

kamkamブリーダーの人工交配について

2023.10.06

犬の交配は、メス犬が発情期に入った時に行われます。この時期には、メス犬の体内で卵子が成熟し、受精する準備が整います。

ヒート中(ヒートとは雌犬が発情中のことを言います)

女の子の尿中には、男の子をひきつけるフェロモンが含まれており、

男の子は女の子に誘発される形で反応が起こります。

男の子は数キロ離れていても発情中の女の子の匂いを察知できるといわれ、

誘発された男の子は発情した女の子を必死に追いかけるようになったり、

男の子同士でケンカになったりすることもありますで、男の子が数頭いてる場合は

最善の注意が必要になってきます。

交配には自然交配人工交配があります。

自然交配でも授かることがありますが、

交配の成功率を高めるために、適切なタイミングや方法を選び

人工交配が適している時もあります。

人工交配は、雌犬の数値を測ったり 動物病院でスメア検査をして

タイミング(受精する確率を高める)をはかり

精液の採取をおこない、専門的な知識と技術を必要とするので、

我々、繁殖者や獣医師の監督のもとで行うことがもっとも重要です。

交配にあたっては、雄犬は生後9ヶ月を経っていないといけないと決まっており、

この年齢に満たない犬の交配は早期繁殖とみなされ、

JKCから子犬の血統証明書が発行されないのです。

また、身体への負担を減らすためにも

メス犬は初めてのヒートを避け、2回目以降での交配が理想とされています。

そして、動物愛護法の改正により繁殖年齢や繁殖回数に制限が設けられ、

交配時の年齢は6歳以下生涯出産回数は6回までとなりました。

子犬は、両親の特徴を受け継ぐので、繁殖をおこなう上で

気を付けなければいけないことも たくさんあります。

例えば、毛色や毛質、骨格など

産まれてくる赤ちゃんのことを考えて繁殖していきます。

また、トイプードルに多い

遺伝子疾患についても知っておかないといけません。

両親の遺伝子検査の結果をしっかりと把握し

疾患の発症のリスクを無くしましょう。

クリア:遺伝性疾患の原因遺伝子を持っていない

キャリア:遺伝性疾患の原因遺伝子を1つ持っている※発症する可能性は疾患により異なる

アフェクテッド:遺伝性疾患の原因遺伝子を2つもっており、発症する可能性がある

 

交配をおこなう時は、両親共に遺伝子検査をしっかりと受けましょう。

トイプードルは掛け合わせるうえで

絶対に避けた方が良いと言うわけではないですが、良くないとされている毛色の組み合わせがあります。

なぜなら好ましくない組み合わせでの交配にはリスクがあるとされており、

基本的には同色同士の交配が好ましいです。

当犬舎では、交配のお手伝いをさせてもらっておりますので

お気に入りの子がいてましたら

お気軽にご相談下さい。

極小のマイクロティーカッププードルや

ティーカッププードルのお父さんがいており、

毛色は、レッド、ブラック、ブラウンのお父さんたちで、

ホームページのお父さんお母さん紹介欄のページで、ご覧いただけます。

父犬はもちろんですが、なにより母犬が健康でないといけません。

人間と同じで、健康な身体でないと健康な子犬が生まれませんので、

(健康であっても、お母さん達はそれぞれ

安産型、難産型もありますが、)

母犬の身体が十分に成長し、精神的にも落ち着いてくる年齢が、出産におけるリスクが低いと考えられています。

出産には体力が必要であり、身体にも負担がかかります。

しかし、健康な犬であっても交配・出産には命の危険が伴う可能性があることを理解しましょう。

 

その他、わんちゃんのことでお困りのことがありましたら

お気軽にお問い合わせ下さい。

お問い合わせ先は

大阪ドッグブリーダー

トイプードル専門店kamkam(カムカム)ブリーダー

小西まで。

090-9867-2133