子犬をお迎えしてから
2023.02.23
子犬を迎え入れてからの最初の1.2週間は、
ワンちゃんが新しい環境に慣れるための準備期間だと思ってください。
今まで兄弟・お母さんと一緒にいたのが急に一人ぼっち、ワンちゃんもやっぱり寂しいのと
急な環境の変化にとまどってしまうものです。
ワンちゃんを飼う上で、一番大変なのがこの時期。
迎え入れてからまずは2~3日間はゆっくり休ませてあげてください。
食事の前後など、15分、20分、と時間を決めて遊んであげてください。
長時間は危険です!
子犬は限度を知りませんので、遊びすぎると、気付かないうちに体力が落ち、死に至る場合があります。
特にお子さんのいる家庭では、遊びすぎによる疲れから、命にかかわる低血糖や脱水症状が起きる場合があります。
必ず大人の方が注意深く見守ってあげてくださいね。
とにかくこの時期は疲れとストレスが溜まっていますから、3日間ほどはゆっくり休ませてあげることが大切です。
★子犬ちゃんの健康状態はウンチでわかります。
健康な子犬のウンチは、通常コロコロしている状態です。
しかし、環境の変化にともなうストレスによって、腸内の細菌が急激に増え下痢をしたり、
食が細くなることがあります。
場合によっては、ストレスでウンチに血がついてしまう子もいるくらいです。
この場合は、急な環境の変化が原因ですので、
環境への慣れとともにウンチの状態も治ってくるかと思います。
早急な措置が大事なのでブリーダーさん、獣医さんに相談してください。
★鳴いていてもゲージから出さない
サークルやケージに入れたとき、ワンちゃんが鳴いても出してはダメです。
出してしまうと一時的には泣きやみますが、鳴けば出してくれると覚えてしまい、いつまでたってもサークルやケージに慣れない犬になってしまいます。
ものすごい大声で泣きわめく子もいます。
ですが、ここでひるんではダメです!ワンちゃんとの我慢比べだと思ってください。
4日もすれば1時間泣き続けていたのが30分で泣きやむようになり、1週間もすれば10分に、2週間もすればあきらめて泣かない犬になってくれます。
ケージに入らなければならない場合も、いつ必要になるともわかりません。
ワンちゃんのためにも慣らしてあげましょう。
★トイレのしつけは初日から
トイレのしつけは迎え入れたその日が開始日です。
狭いスペースから始めてトイレのスペースを、広めに取るようにしてください。
サークルやケージの中にトイレを設置する場合は、寝床以外の全面にトイレシートを敷き詰め、寝床からちょっとでも動いたら、もうトイレというくらいで問題ないです。
こうすることにより、シートにする確率が増えますので、成功したらその場で褒めてあげます。
成功するごとに、トイレのスペースを減らしていき、最終的にはシート1枚分に収束します。
トイレの成功をほめるのは、その場でないと意味がないです。
タイミング的には、起きてすぐ、運動してすぐ、食べ終わった後すぐが、トイレの確率が高いので、そのタイミングで子犬を用意したトイレに連れて行き、成功したらその場でほめてあげます。
トイレはすぐに覚える子もいれば、半年以上たっても失敗する子もいます。
決してあきらめないでください。
★ごはん
・生後90日まではドライフードをお湯でふやかしたもの、離乳食を与えてください。
・生後90日~120日の間はお湯の量を徐々に減らして、ドライ状態に近づけていきます。
・生後120日以降(歯が生えてきた頃)には完全にカリカリのドライフードに切り替えます。
生後半年くらいまでは、できたら3回に分けて与えていただきたいです。
昼間留守にされる方が3回与える場合は、朝出かける前、夕方帰ってきてから、夜お休みになる前、といった感じで3回に分けていただければ大丈夫です。
食事の時間を決める必要は要りません。
ワンちゃんに合わせるのではなく、人間の生活にワンちゃんを合わせるようにしてください。
時間通りに与えていると、体内時計ができあがり、ぴったりその時間で吠えるようになります。
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